昨日、厚生労働省のホームページに、ストレスチェック制度についての項目が追加されました。
先日も、持ち帰り残業による過労でうつ状態になり、自殺した女性の裁判について
報道があったばかりです。国としても、今回の件に限らず、様々な事例をふまえて、
数年前から、過重労働や、心身の健康づくりについて、色々準備をしてきたみたいです。
それが、来月、12月からいよいよ施行される、と言うわけです。
どんな制度かといいますと、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、
本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、
個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、
職場環境の改善につなげる取組、となっています。
ストレスチェック制度は、メンタルヘルス不調の未 然防止だけでなく、従業員のストレス状況の改善及び
働きやすい職場の実現を通じて、生産性の向上にもつ ながるものです、とうたっています。
非正規雇用が増えているという話題もニュースになりましたが、
様々な生き方があり、価値観も千差万別。働き方だっていろいろです。
もっと、お互いを認め、尊重しあいつつ、社会や地域に貢献できたらいいですよね。
今日、明日のことだけではなく、10年後、20年後も見据えて、
国の取組みが、良いカタチで結果を出せるといいですね。