このところ、春一番や二番が吹いて、四月のような暖かい日が来たと思いきや、
次の日には10度くらい気温が下がったりしてアップダウンが激しいですね。
こういった気候はまさに三寒四温というのかなと思い、調べてみました。
三寒四温とは冬の時期の気象現象を意味していて、3日間くらい寒い日が続いたあと
4日間くらい暖かい日が続く。
そしてそれを繰り返すという意味です。
もともと中国東北部や朝鮮半島北部などで、冬の時期の寒暖の周期の変化を表す言葉
として使われる言葉だそうです。
それがそのまま日本に伝わってきたのですが、日本ではこの三寒四温の現象が起こるのは
真冬ではなくて春先である事が多いのです。
そのため、もともと三寒四温とは冬の季語で、2月の挨拶に使われるのが一般的だそうですが、
最近では3月から4月にかけて春に向けてだんだん暖かくなっていくという意味合いで使われる事も
多くなってきているようです。
挨拶の文例としては
「三寒四温と徐々に暖かくなる今日この頃」
「三寒四温の季節、皆様におかれましては」
「三寒四温と言われる季節、そろそろ梅のつぼみも」
こういった四字熟語をさりげなく使えると素敵ですね!