18日、天皇陛下が受けられた、冠動脈バイパス手術。
経過は順調との事で、皆様、胸をなでおろされていることと思います。
手術の内容については、この2・3日、メディアで大きく取り上げられていますよね。
人口心肺を使わないので、手術時間も短く、副作用の回避や、患者の体力的な負担の軽減など、
従来の人口心肺を使った手術よりも安心材料が多く、
日本の医療技術の高さに関心した人も多かったのではないでしょうか。
さて、今日は、保険代理店として、その費用についてご案内させていただきましょう。
日本心臓財団によると、手術費用は、220万円~400万円という事。
何百万円だなんて、とても払えない、と思われる方もいらっしゃることでしょう。
でも、健康保険を使えば、実際の医療費は3分の1になるわけですから、
70万円~140万円ということになりますし、さらに、高額療養費制度を使うと、
実質は8万円前後+αということになります。
ただし、その“+α”が意外と負担の大きなものなのです。
中でも、代表格はベッド代。いわゆる、お部屋代です。
大きな手術の後は、集中治療室や個室、少人数のお部屋に入ることが多いようです。
ベッド代は、健康保険の適用外ですから、入院が長ければ長いほど、
支払う額が増える、というわけなのです。
そんなときにお役に立つのが、医療保険。
入院1日いくら、と日数に応じて給付金が払われるほか、対象の手術を受けていれば、
手術についても支払われます。
保険の種類によりますが、オプションの中には、心疾患に対して、
上乗せした保険金が支払われるものもありますし、手術の給付金が手厚くなっているものもあります。
金額については、皆さんそれぞれ、ご契約の内容に応じて違ってきますが、
軽度の病気や怪我、というよりも、やはり、大きな病気、手術が必要になったときのために
医療保険を使って対策をたてておくと、安心して治療に専念していただけますよ。