学校の土曜授業が、またスタートする様ですね。
学力をもっとつけるため、とのことですが、
本格導入されたとしても、『学力ついた』と感じられるのはいつになるのでしょう。
ところで、近頃の、インターネットサイトなどにアップされている
やりすぎないたずら。ニュースにも取り上げられていますよね。
コレは、私の個人的な見解ですが、こういう問題が出てきていること自体が、
いわゆるゆとり教育の“産物”のような気がします。
というのも、私たちの頃は土曜日学校があってあたりまえでした。
ただ、授業ばかりしていたわけではなく、お楽しみ会などもよくありましたし、
様々なことに時間を割くことができていました。
道徳の時間もきちんと確保してくれていました。
それが、週休2日、しかも、ゆとり教育の脱却というテーマになってから、
学習以外の時間はどんどん減らされ、道徳の授業も単位数としては週1時間以下です。
確かに、世の中の良し悪しが道徳の授業だけではないでしょう。
でも、ココロのどこかに引っかかるものが、きっと、私たちが道を選ぶときの
指針の一つになっていたと思うのです。
学校にいる時間が長ければ、友達との接点も増えます。
何をしたら友達は喜んでくれるのか、逆に、悲しませてしまうのか、
授業という堅苦しい中でなくとも、自然に学んでこられたと思うのです。
良いことと悪いことの区別もつかなくなってしまった若者を作ったのは、大人だと思います。
せめて、私たちは、今の“子供”が若者になるまでに、
良いことと悪いことを区別できるようにしていかなくてはならないと思います。