昨年9月、千葉県に上陸した台風15号でゴルフ練習場の鉄柱が倒壊し
周辺の住宅が鉄柱の下敷きになった事故、皆さんの記憶に新しいかと思います。
被害発生から1年が過ぎても10世帯の住宅再建が進んでいないそうです。
この事故から、わたしたちは火災保険の大切さを学ぶことができます。
今回のケース、火災保険に加入していれば風災被害として保険金が支払われるので、
すぐに修繕や立て直しができます。
もし、火災保険にはいっていないと、自費で対応するか、ゴルフ練習場に賠償請求
することになります。
ただ、賠償請求には長い時間がかかりますし、今回のような天災による事故の場合、
ゴルフ練習場に賠償責任なしと判断される可能性もあります。
自分がいくら用心しても避けられない火災や自然災害はあります。
そんな被害に見舞われたとき、できる限りスムーズに生活再建するには自助(火災保険)
が大切だとつくづく感じます。