4月から年金の繰下げ受給の上限年齢が75歳に引き上げられました。
75歳まで繰下げると65歳で受け取るよりも84%年金額が増えます。
たとえば、65歳で受給した場合、年金額180万円の人であれば75歳まで繰り下げると
なんと年金額は331万円になります。
ただ、ここで一つ注意点があります。
年金額が増えると、所得税や住民税はもちろん、場合によっては健康保険(後期高齢者医療保険)や
介護保険の自己負担割合も増える可能性があります。
その辺りを総合的に検討して、繰下げするか・しないか、何歳まで繰り下げるか判断する
必要があります。
一方で、年金の未納や免除期間がある人にとっては、年金額を増やす良い方法だと思います。
私自身、年金繰下げ支持派ではありますが、実際に受給時期が近づいた時、その後の人生設計をふまえ
判断しようと思っています。