NHK大河ドラマの『江』が昨日、最終回を迎えました。
大河ドラマだけではなく、歴史上の人物のドラマを見て、歴史が好きになったり、 興味をもたれた方も多いのではないでしょうか。
私の場合、はじめて『歴史』に出会ったのは子供のころ。
源義経が、実は、平泉の中尊寺から逃げ延びて、
北海道まで渡った、とされる、義経伝説がそれです。
小学生の頃、義経の伝説を自由研究の題材にしました。 神社には、義経の妻が使ったとされる手鏡が納められていたり、
義経が住んでいたとされる場所があったり。 地元からは少し離れていますが、 特に、武蔵坊弁慶の立ち往生の場所などがある、中尊寺は興奮しました。 およそ千年前のことを想像しながら、実際に見て、取材したことが、 楽しかったことを覚えています。 義経は、私にとって、とても近しい“歴史上の人物”なのです。
考えてみると、ここ、東京は、歴史の資料だらけ。
皇居周辺はもとより、地名や、道路の名前、神社仏閣、建物等々、
ほんの少し出かけるだけで、歴史上の人物や出来事を感じ、知ることができます。
もちろん、江や春日局のゆかりの場所もたくさんあります。
東京に住んでいながら、歴史に触れないでいるのはもったいない。 時間を作って、素晴らしい先人たちの足跡をたどりながら、
ゆっくりと先人の智恵やパワーに出会いに行きたいものです。