全国の糖尿病患者は約950万人とも言われています。
周りを見渡しても「糖尿病」「糖尿病予備軍」は珍しくありませんね。
糖尿病の人は認知症になりやすく、認知症になると糖尿病が悪化しやすくなるので
注意が必要だというデータが日本糖尿病学会年次学術集会より発表されました。
糖尿病のある人では、そうでない人に比べてアルツハイマー病や血管性認知症の発病リスクが
2~4倍に上昇するそうです。
親に患ってほしくない病気ランキングでは、認知症が1位。続いて、2位がん、3位脳卒中という
調査結果もでています。
がんをおさえて、1位が認知症というこの結果に同感です。自分の親もそうですし、自分自身が認知症
になるのもできることなら避けたいですよね。
さまざまな治療法が盛んに研究されているところではありますが、少しでも認知症リスクを抑えるために
まずは、基本的な、食事・運動に気をつけ、お薬を活用し、糖尿病を悪化させないよう上手につきあって
いきたいですね。