明後日10月1日は都民の日ですね。
小中学校が休校になって、上野動物園が無料で入れて、
子供達にとってはとてもいい日ですよね。
そもそも、都民の日とは、いったい何ぞや
「都民の日」のいわれは、さかのぼること明治時代。
府県や市町村という地方制度は、府県制、群制などの法令を経てだんだん形づくられたそう。
当時の東京も、東京府の中に東京市が誕生し、
大阪市や京都市と共に特例三市として、特別扱いだったそうです。
府知事が市長の仕事を行っていた為、市民は市政参加の道を広げようと粘り強く運動が続けられ、
明治31年、市制特例は廃止、市長を持つ新しい東京市の誕生となりました。
新しい東京市誕生の歴史を忘れない為、大正11年10月1日『自治記念日』に定められ、
その後、自治の大切さを自覚しようという願いを込めて、昭和27年に『都民の日』
となったそうです。
自治の大切さを・・・と言うのであれば、
学校を休みにするのではなく、都政や区政について
子供達に教える日にするといいのに、と思ってしまいます。
子供達はそんな日だとは考えたこともないでしょうし、
また、先生方もいわれについてまではお話していないと思います。
物事には、理由があって、願いがあって・・・
ということを子供達に伝えていかないと、
そのうち、何も考えない子ばかりになってしまうのではないかと
心配してしまいます。