そう、ウナギを食べる日です。
年々高騰を続けていくうなぎ。
昨年の環境省によるニホンのレッドリスト(生物の絶滅危機に関する情報を紹介)での
絶滅危惧種指定に続き、先月、国際自然保護連合(IUCN)も、レッドリスト
にニホンウナギを掲載する方針を固めたのだそうです。
国際的にも絶滅危惧種として指定される見通しとのこと。
直ぐに、食べられなくなる、と言うことではないようですが、
今後、制限がかかってくる可能性が高まっていくようです。
確かに、漁獲量は、まさに激減。漁獲量推移のグラフを見ると、驚きです。
余りにも急激に減りすぎです。
日本人が食べ過ぎてしまったのでしょうね・・・。
今後、少しでも長くウナギをいただくためにも、
余分に食べない事=獲りすぎないことがとても大事ですよね。
その為には、高騰でいいのかもしれません。
めったに食べられないからこそ、年に一度の丑の日だけは
じっくり味わって食べる、でいいのかもしれません。
今現在、自分たちが、というより、出来るだけ長い間、子や孫の代にも、
『土用の丑の日にはウナギをいただく』という食文化を伝えられるように、
自然から頂いていることに感謝しながら、できる限りの事をしていきたいものですね。